フィリピンの観光ビザ延長を1年半やり続けている私の記録。料金の実態、ACR I-Cardの罠、Googleマップの移民局を信じてはいけない話

フィリピンに長めに行く予定です。ビザの延長って、難しいですか? ずっと観光ビザのままで居られるものなんでしょうか。
手続き自体は単純です。私は2025年4月に観光で入って、語学留学のあともそのまま延長を重ねて、いまはマニラに住んでいます。ずっと観光ビザです。面倒なのは手続きではなく、「制度が向こうの都合で動いていて、こちらの事情はいっさい考えてくれない」ところ。 この記事はそこを中心に書きます。
「フィリピンは観光ビザを延ばし続ければ何年も居られる」——これは本当です。ただ、ネットの日本語情報はセブの留学エージェントの記事がほとんどで、学校を出たあとに自分で延長を回し続けている人の話はほぼありません。私はその状態を1年半やっているので、制度の説明はほどほどに、自分でやって初めて分かったことを書きます。
先に結論
- 観光で入っても、延長を重ねれば通算36ヶ月まで居られます。学生ビザや就労ビザは要りません
- 延長は「1ヶ月・2ヶ月・6ヶ月」の単位。59日を超えたら ACR I-Card(外国人登録証)が必須で、これが一番の落とし穴です
- ACR I-Card は払ってから届くまで数週間〜1ヶ月以上。その間に出国すると、払ったのに受け取れない事がありました
- Googleマップの「移民局」は当てにしない。マニラ中心部以外の表示は、そもそももう存在しない場所が混ざっています
- 延長は「延長すれば出国用航空券が要らなくなる」話ではありません。出入国のたびに出国用航空券は要ります
この記事の目次
観光で入った人が、どこまで延ばせるのか
日本国籍なら、観光目的はビザなしで30日滞在できます。この30日は「観光ビザ(9(a))の免除」という扱いで、延長の手続きをすると9(a)の観光ビザに切り替わって、そこから延ばしていく仕組みです。
| 段階 | 滞在できる期間 | 必要なもの |
|---|---|---|
| 入国時 | 30日 | パスポート残存6ヶ月+、出国用航空券、eTravel |
| 1回目の延長(Visa Waiver) | +29日(通算59日) | パスポート、申請書、延長料 |
| 2回目以降 | 1ヶ月・2ヶ月・6ヶ月の単位で選ぶ | 上に加えて ACR I-Card |
| 最後の入国から6ヶ月以上経って出国するとき | — | ECC(出国許可) |
| 上限 | 通算36ヶ月 | ここで一度出国 |
ポイントは3つです。
- 59日を超えるなら ACR I-Card が要る。カードそのものの費用がかかり、しかも受け取るまで時間がかかります。
- 最後の入国から6ヶ月以上経ってから出国するときは ECC という書類が要ります(BI の規定。私は毎回それより前に一度出ているので、当たったことはありません)
- 一度出国すると、滞在日数はリセット。次に入ったときはまた30日からです。ACR I-Card は出国した時点でいったん無効になり、再入国のときに有効期限が60日以上残っていれば復活する仕組みです(後述しますが、ここが厄介)
語学留学は学生ビザ(9(f))ではなく、観光ビザ+学校が取る就学許可(SSP)で運用されます。BI 自身が「SSP はビザではなく許可で、観光ビザの下に発行される」「学生ビザは大学以上の学位課程向け」と説明していて、語学学校のような非学位コースは SSP の側です。だから留学中の延長も、卒業後の延長も、制度上はまったく同じ。違うのは「学校がやってくれるか、自分でやるか」だけ。
私が延長してきた流れ
ざっくり時系列で書くとこうです。
- 2025年4月:観光で入国。バギオの語学学校(JIC)へ。在学中の延長・SSP・ACR I-Card は学校が代行。私は費用を払うだけで、移民局には一度も行っていません
- 2025年8月〜11月:卒業後もバギオに残る。ここから延長は全部自分。学校を出た瞬間、誰も期限を教えてくれなくなります
- 2025年末〜:仕事で2ヶ月ほど日本へ。帰ってきたら滞在日数はリセットで、また30日から
- 2026年〜:マニラ(マカティ)に移って、いまも延長を続けています
あわせて読みたいバギオ留学4ヶ月のリアル|JICのチャレンジャー校舎3ヶ月+プレミアム校舎1ヶ月に住んで分かったこと
2025年4月からバギオのJICに4ヶ月。チャレンジャー校舎とプレミアム校舎の両方に住んだ比較、食中毒と停電、総額150万円の内訳、卒業後もバギオに残ってマニラへ移るまでを、エージェントではなく本人が書きます。
実際にやってみた · 2025年 バギオ → 2026年 マニラ
学校が代行していたあいだは「言われた額を払って終わり」でした。自分でやるようになって最初に困ったのは、自分の期限がいつなのか正確に把握していなかったこと。パスポートのスタンプと領収書(OR)を全部並べて、自分で数え直しました。代行が楽なのは事実ですが、期限とお金の把握だけは、代行に頼んでいても自分でやっておくべきです。あとで自分で回すことになったとき、この差が効きます。
料金:2025〜2026年の実態
ここは注意して読んでください。日本語のブログに載っている延長料は、記事ごとに数字がバラバラです。理由は3つ。
- 2025年に BI の手数料が改定された(Express Lane 手数料が ₱500 → ₱1,000 など)
- 「Express 込み」か「通常」か、「学校の代行手数料込み」かを区別せずに書いている
- 延長期間(1ヶ月/2ヶ月/6ヶ月)を書かずに「延長料」と書いている
BI の料金表と、私が実際に見た範囲を合わせた目安がこれです。
| 項目 | 目安 | メモ |
|---|---|---|
| 1回目(Visa Waiver、+29日) | ₱3,030(Express)/₱2,030(通常) | BI の料金表の額。セブでは「₱4,000台だった」という報告も多く、窓口で差がある |
| 2回目以降・1ヶ月 | ₱4,000前後 | 公式の料金表は非公開で、実勢は ₱3,800〜4,400 |
| 2回目以降・2ヶ月 | ₱4,500〜6,000 | |
| 2回目(1ヶ月+ACR I-Card 初回)私の実額 | ₱4,000ちょっと | 2026年、マニラの窓口。その期間中に出国予定があったので1ヶ月を選んだ |
| 2回目(2ヶ月+ACR I-Card 初回) | ₱8,000〜1万 | 日本語ブログの報告値。窓口で差が大きい |
| 6ヶ月一括(LSVVE) | ₱11,500 | 回数は減るが、まとめ払い。オンライン不可 |
| ACR I-Card | US$50 相当+Express | ペソ換算はその日の為替。実勢 ₱3,500〜4,500 |
| Express Lane(即日) | ₱500 → ₱1,000 | 2025年6月の改定で倍に。通常は2〜3営業日待ち |
| ECC-A(6ヶ月超の出国時) | ₱2,000〜3,600 | 6ヶ月以上の滞在者は CRTV(₱1,410)が上乗せされる |
| オーバーステイ | ₱500/月 +未納分+₱510 | 1ヶ月未満でも1ヶ月分 |
上の表は「桁を間違えないため」の目安です。BI の料金は予告なく変わりますし、窓口ごとに「Express を勝手に付ける」こともあります。払う前に内訳(OR=Official Receipt)を見る。それだけで、ぼったくりも自分の勘違いも防げます。
実際にやってみた · 延長の長さは「次に出国するまで」で決める
私はこの前、1ヶ月+ACR I-Card で ₱4,000 ちょっと払いました。2ヶ月にしなかったのは、その期間中に一度出国する予定があったから。出国した時点で滞在日数はリセットされるので、2ヶ月分払っても後半は丸ごと捨てることになります。「長いほうが行く回数が減って楽」は、出国予定がない人だけの話です。カレンダーを見て、次に国を出る日までを埋める長さで選んでください。
実際にやってみた · 領収書(OR)は全部とっておく
延長の証明は、パスポートのスタンプやシールではなくOR(領収書)です。次の延長でも、出国のときも、ACR I-Card を受け取るときも、OR を見せろと言われます。私はクリアファイルに時系列で全部入れています。1枚でも無くすと、その分の説明を自分でする羽目になります。
ACR I-Card:払ったのに、もらえないことがある
この記事でいちばん伝えたいのがここです。
ACR I-Card は、通算59日を超えて滞在する外国人に義務づけられた登録証で、有効期間は1年。59日を超える延長を申請するときに一緒に申し込み、その場でお金を払います。ただし、カードはその場では出てきません。申請から届くまで、数週間から1ヶ月以上かかります。マニラ本庁で作るので、地方の事務所だとさらに遅れます。
問題は、その「届くまで」の期間に出国する場合です。制度上は「本人が取りに来るまで事務所で保管する」ことになっていますが、これは制度上の話で、実際は違います。
ACR I-Card を待っているあいだに出国すると
- 出国そのものは、申請の控え(OR)を見せれば通れることが多いです。ただし空港での扱いは審査官次第
- ACR I-Card は出国した時点で無効扱いになります。戻ってきたときに有効期限が60日以上残っていれば復活しますが、まだ受け取ってもいないカードの話なので、受け取りに行っても「出国したのでない」と言われて出てこない、ということが起きます
- 払った分は戻りません。そして次に59日を超えたら、また新しく申し込んで払います
こちらの事情——「仕事で一時帰国するだけ」「すぐ戻ってくる」——は、いっさい考慮されません。制度はそういうふうにできています。
私は延長のたびに「次の延長で ACR I-Card の更新が要るか」「そのあと出国の予定があるか」を先に確認するようになりました。更新が必要なタイミングで払うのは避けられませんが、その前後に出国予定があるなら、
- 出国を延長の前にずらして、帰国後にリセットされた滞在日数から数え直す
- 逆に、延長を先に済ませてカードを受け取ってから出る
のどちらかで、払い損を減らせます。逆に一番よくないのが、払った直後に出ること。私はこれで一度、カードを見ないまま払っただけになりました。
ACR I-Card は「延長料に含まれる何か」ではなく、別の制度です。払う前に、①いつ届くか、②その前に出国の予定はないか、③有効期限内のカードを既に持っていないか、の3つを自分で確認してください。窓口は聞かれなければ教えてくれません。
Googleマップの「移民局」を信じてはいけない
これも自分で回すようになって分かったことです。
Googleマップで「Bureau of Immigration」や「移民局」と検索すると、マニラ中心部以外にもたくさんピンが出ます。ショッピングモールの中、区役所の隣、なんとか Satellite Office。この情報が、かなり適当です。
- ピンはあるが、もうやっていない(閉鎖・移転済み)。たとえばマカティの延長事務所は2022年に J.P. Rizal 通りから Ayala Malls Circuit の5階へ移転済みで、Googleマップには旧住所のピンが残っています
- やってはいるが、観光ビザの延長は扱っていない(別の業務専用。PEZA 向けの事務所など)
- 延長はできるが、ACR I-Card は受け付けない(アラバンの事務所がこれ)、6ヶ月超の案件は本庁に回される(SM North)
- そして本庁そのものが、2025年9月に開所したパサイの新庁舎へ移転中です。イントラムロスの本庁に行く前も、BI 公式の Facebook で「いまどこで受け付けているか」を見てから出てください
実際に行って「ここじゃない」と言われると、その日は終わりです。移民局は平日の昼間しか開いていないので、1回の空振りが1日分の損になります。期限ギリギリだと、それで詰みます。
私が確実だと思っているのは、本庁と、マニラ中心部の大きなモールに入っている窓口(SM Aura 8階、マカティの Ayala Malls Circuit 5階)だけです。行く前に BI の公式サイト(immigration.gov.ph)の事務所一覧で「その窓口が、自分がやりたい手続き(延長/ACR I-Card/ECC)を扱うか」を確認して、それでも不安なら本庁に行く。遠回りに見えて、これが一番早い。

移民局に行く日の流れ
期限の1〜2週間前に行く
BI 自身が「期限の1週間前までに申請」と案内しています。期限当日や前日は、書類不備で出直しになったら終わりです。土日祝は閉まっていて、しかもフィリピンには謎の休日が普通にあります。私も行ったら休みだった、を何度かやりました。前日に BI 公式の Facebook で「明日やっているか」を見てから出るのが確実です
できれば午前中に着く
セブの留学ブログには「2時間待ち」「開店前から行列」とよく書いてありますが、私がマニラで使っている窓口はそこまで混みません。場所によると思います。ただ、書類不備で出直しになったときに同じ日のうちにやり直せるので、午前中に行くに越したことはないです
申請書に記入して、パスポートと一緒に出す
窓口で用紙をもらって書きます。英語だけで足ります。ボールペンを持っていくと少し早い
内訳を見て、現金で払う
窓口はほぼ現金だけ。ATM はモールにはあるが、本庁のまわりは当てにしない。多めに持っていく
待つ。Express なら当日、通常なら数営業日後に受け取り
受け取りのときに OR が要ります。無くさない
- パスポート原本
- 前回までの OR(領収書)全部
- ACR I-Card(持っていれば)
- 現金(延長料+ACR I-Card 分+Express 分。多めに)
- ボールペン
オンライン延長(BI e-Services)について
ここは BI 公式の案内ベースで書きます。BI はオンライン申請の窓口(e-Services: e-services.immigration.gov.ph)を持っていて、メニューに「Tourist Visa Extension」と「Visa Waiver(初回の29日延長)」があります。2026年5月に「全面稼働」と告知していて、オンライン決済は手数料が上乗せされます。ただし、ACR I-Card の新規は指紋と写真が要るので結局窓口に行きますし、6ヶ月一括(LSVVE)はオンラインでは扱っていません。オンラインで延長した場合は OR がメールで届く形で、パスポートには何も貼られないので、「延長した証拠」は自分で印刷して持ち歩くことになります。「ACR I-Card が絡まない回はオンライン、絡む回は窓口」という使い分けが現実的だと思います。
自分で行くか、代行に頼むか
✕ 自分で行く
- 内訳が全部見える
- 期限を自分で把握できる
- 費用は延長料だけ
✕ 代行に頼む
- 平日に動けない人でも回る
- 手数料 ₱500〜3,000 前後
- 期限とお金の把握を人任せにしがち
留学中は学校に任せるのが普通ですし、それでいいと思います。ただ、卒業後も残るつもりなら、在学中に一度は自分で行っておくことをすすめます。学校を出た瞬間、期限を教えてくれる人も、書類を揃えてくれる人も、いなくなります。私はそこで一度、自分の期限を数え直すところから始めました。
延長しても、出国用航空券は毎回要る
これは勘違いしている人が本当に多いので、はっきり書きます。
ビザを延長しても、出国用航空券の要件は消えません。 出国用航空券が見られるのは「フィリピンに入るとき」(正確には、日本側の航空会社のチェックインカウンター)で、延長の回数は関係ないからです。
私の場合、年末に日本へ2ヶ月帰って、また戻ってきました。このとき、成田のチェックインで普通に「お帰りの便は?」と聞かれました。1年近くフィリピンに住んでいようが、ACR I-Card を持っていようが、観光ビザで入る以上は毎回同じです。
延長窓口で航空券を見せろと言われたことは、私はありません(窓口や審査官によっては聞かれる、という話は聞きます)。要るのは出入国のたびです。
実際にやってみた · 一時帰国 → 再入国
「住んでいるんだから帰りの便くらい自分で決めたい」のに、入国の要件は観光客と同じです。私は帰りの日を決めていなかったので、予約確認書サービスで出国用の予約を作って、成田のカウンターでスマホ画面を見せました。往復を買って日付変更する手間と差額を考えると、これが一番安く済みます。
あわせて読みたいフィリピン留学で「捨てチケットが必要」と言われたら|出国用航空券のルールと安全な用意のしかた
3ヶ月のフィリピン留学で「捨てチケット(出国用航空券)が必要」と言われ、最初は実際の航空券を自腹で買っていた運営者が、ルール・誰がチェックするか・4つの用意方法の費用・安全な選び方を1本にまとめました。
困ったこと・気をつけていること
- 期限は「延長した日から」ではなく「前回の期限から」数える。早めに行っても損はしません。逆に「まだ日数が余ってるから」と思って数え間違えると、オーバーステイ。罰金と、次回以降の心証が最悪になります
- 行ったら休みだった、が普通にある。フィリピンは大統領の布告で急に休日が増えたり、地方ごとの祝日があったりします。Googleカレンダーの日本の祝日は当てになりません。期限ギリギリで組んでいると、この1日で詰みます
- 窓口の人によって言うことが違う。同じ本庁でも「これが要る」「要らない」が担当で変わります。言われたら従うしかないので、書類は「要るかもしれないもの」まで持っていく
- ACR I-Card の受け取りは、自分から確認しに行く。「届いたら連絡します」は来ないと思ってください
- 最後の入国から6ヶ月以上いてから出国するなら、ECC-A。BI の FAQ に「観光ビザで6ヶ月以上滞在した人は出国前に取る」と明記されています。私自身は毎回6ヶ月以内に一度出ているので取ったことがなく、ここは公式情報です。事務所だと受け取りまで3日ほど、有効期限は1ヶ月・1回限り、出発の72時間前までに申請。NAIA 第3ターミナルには24時間のワンストップ窓口もあって搭乗券があれば当日出せますが、混んでいたら便に間に合いません
- アニュアルレポート(毎年1〜3月の年次報告、₱310)は、観光ビザは対象外と BI が明記しています。ACR I-Card を持っていても観光ビザなら不要。ただ、窓口で「払え」と言われたら払うしかないのがこの国なので、公式ページを見せられるようにしておくと楽です
オーバーステイは「1日」でも記録に残ります
延長の期限を1日でも過ぎると罰金(₱500/月、1ヶ月未満でも1ヶ月分)と申立て料 ₱510 の対象で、以後の延長・出国のたびに説明を求められます。数百ペソの罰金で済む話ではなく、その後の全部の手続きが面倒になるのが本当のコストです。期限は必ず自分で管理してください。
留学が終わっても残る、という選択
ここまで読んで「面倒くさそう」と思った人、正解です。面倒です。それでも私が観光ビザで居続けているのは、それ以外に選択肢がないからです。日本の会社に雇われているわけでもなく、フィリピンの会社に雇われているわけでもない人間に、就労ビザは出ません。投資家向けのビザもありますが、条件と費用が別次元です。
だから「観光ビザで、36ヶ月まで、延長を回す」。これがノマド的にフィリピンに住む人の現実解で、周りの日本人も大体そうです。
そのうえで、これから同じことをする人に最初に伝えたいのは、制度はこちらの都合を1ミリも考えてくれないということです。仕事で急に帰国することになっても、ACR I-Card は待ってくれないし、払った分は戻らない。Googleマップが間違っていても、空振りした1日は戻らない。だから、
- 自分の滞在期限(前回の OR の日付から数える)
- 次の延長で ACR I-Card が要るか、いま持っているカードの有効期限
- 出国の予定と、その時点で最後の入国から6ヶ月以上経っているか(ECC)
- 行く窓口が本当に延長を扱っているか
この4つをカレンダーに入れて、行く日の前日に「明日は休みじゃないか」を確認しておけば、あとは手続き自体は単純です。
再入国のたびに要る出国用航空券、日本語で用意できます
出口便は、航空会社サイトで照会できる実PNR付きの予約確認書を、日本語の申込みだけでお届けするサービスです。片道 ¥2,980(税込)、発行から48時間有効。この記事を書いている本人がマニラで運営していて、「一時帰国して戻るときの出国用航空券」の相談にも LINE でお答えしています。
よくある質問
観光ビザのまま、何年居られますか?
ビザなしで入国できる国籍(日本を含む)は通算36ヶ月まで延長できます。そこで一度出国すれば、また30日から数え直せます。
ACR I-Card は毎回の延長で必要ですか?
通算59日を超える延長のときに必要で、有効期間は最長1年です。有効期限内なら次の延長でも同じカードを使えます。出国すると無効扱いになり、再入国時に有効期限が60日以上残っていれば復活します。受け取る前に出国すると「払ったのに受け取れない」が起きます。私はこれを一度やっています。
延長すれば出国用航空券(捨てチケット)は要らなくなりますか?
なりません。出国用航空券が見られるのは入国のとき(主に日本の空港のチェックイン)なので、延長の回数や滞在の長さに関係なく、入るたびに要ります。
移民局はどこに行けばいいですか?
マニラなら本庁が一番確実です(イントラムロスからパサイの新庁舎へ移転中なので、行く前に BI 公式で場所を確認)。Googleマップの「移民局」のピンは、移転済み・延長を扱っていない場所が混ざっているので、BI 公式サイトの事務所一覧で確認してから行ってください。
代行に頼んだほうがいいですか?
平日に動けないなら代行でもいいですが、期限と払った金額の把握だけは自分でやってください。学校を出たあとに自分で回すことになったとき、その差が出ます。
オンラインで延長できますか?
BI の e-Services でできます。ただし ACR I-Card の新規申請は指紋と写真が要るので窓口に行きます。オンラインで延長するとパスポートに何も貼られないので、確認メールと OR を印刷して持ち歩いてください。
本記事は筆者の実体験と2026年8月時点の情報に基づく一般的な情報提供で、手続きの結果を保証するものではありません。手数料・要件は予告なく変更されます。最新情報はフィリピン移民局(immigration.gov.ph)・在フィリピン日本国大使館の案内をご確認ください。