フィリピン滞在・留学の eSIM 比較(アフィリエイトなし)。Nomad・Airalo・Ubigi・Holafly・Saily と現地 SIM、どれが良いか
フィリピンの SIM は、空港か語学学校で買えるとどこかで見たのですが、それで大丈夫でしょうか。eSIM というのも聞くんですが、会社がたくさんあって、どれがいいのか分かりません。
はい、どちらでも買えます。私も最初は、語学学校で買った現地の SIM を使っていました。チャージさえできれば、料金は現地の SIM のほうが安いと思います。ただ私の場合、その「チャージ」で苦労しました。カードでチャージできた時もあれば、できない時もあったんです。それで途中から eSIM に切り替えました。この記事では、同じことで困ったときの選択肢として、eSIM を紹介します。
フィリピンで使う SIM について調べると、「空港で買えば安い」という情報がたくさん出てきます。それ自体は間違いではありません。ただ、留学とそのあとの長期滞在で思ったのは、大変なのは買うときではなく、残高をチャージし続けるところだということです。
私は2025年4月からバギオに留学し、いまはマニラに住んでいます。この記事は、eSIM をすすめるための記事ではありません。まず現地 SIM で困ったことと、eSIM に切り替えた経緯を書きます。そのうえで、アプリで買える eSIM の5社(Nomad・Saily・Airalo・Ubigi・Holafly)、現地キャリアの旅行者向け eSIM、日本の携帯のローミングを、滞在の長さと使う量に分けて比べます。
現地 SIM のプランと料金は、今回は詳しく調べていません。現地 SIM と eSIM のどちらが得かは、あらためて調べて、別の記事で比べる予定です。
先に結論
- 現地 SIM は、語学学校でも買えます。買うのは簡単です。私が困ったのはチャージでした。日本のクレジットカードをキャリアのアプリに登録できても、チャージできる時とできない時がありました。全員がそうなるとは限りませんが、同じことが起きる可能性があります
- 現地の決済アプリ GCash には、外国人は登録できません(2025年3月から、2026年10月現在まで)。当てにしないほうが安全です
- 料金だけで比べれば、チャージできる限り現地 SIM のほうが安いと思います。現地 SIM も、店へ行くのは最初に買うときだけで、チャージはふつうアプリでできます。eSIM は、カードでチャージできなくて困ったときの選択肢です。私の場合、eSIM のアプリでは日本のクレジットカードで毎回買い足せています
- 料金は使う量で大きく変わります。私は家の Wi-Fi でほとんど済ませているので、Nomad の 3GB・30日プラン($7、約1,100円)で足りています。外でも動画を見たり、パソコンをつないだりして月 10GB 使うなら $16〜19(約2,500〜3,100円)、20GB なら $27〜30 です
- eSIM の会社を選ぶときに見るのは、「少ない容量の30日プランがあるか」「使い放題に上限があるか」「テザリングに制限があるか」の3点です。今回比べた5社は、どれも現地の電話番号が付きません
- 1ヶ月以内の滞在なら、現地キャリア(Globe・Smart)の旅行者向け eSIM のほうが、この5社より安く、現地の電話番号も付きます。ただし、31日目からはチャージが必要です
- 日本の携帯の契約は、解約せずに残しておきます。 銀行・カード・各種アプリの SMS 認証は日本の番号に届くので、私は日本の SIM と eSIM の2回線を入れて使っています
- eSIM のアプリと Grab は、日本にいるうちにカード登録まで済ませます。 海外に出てからだと、電話番号の認証が通らないことがあります
この記事の目次
現地 SIM で私が困ったこと
実際にやってみた · 2025年 バギオ 現地 SIM を使っていたころ
私は最初、語学学校で買った現地の SIM を使っていました。到着した日に学校で買えるので、空港で探す必要はありません。そのあとバギオの K マートでも SIM を買って、Globe と Smart の両方を試しました。買うところまでは、どちらも簡単です。困ったのは、残高が減ってきてチャージするときです。キャリアのアプリに手持ちのクレジットカードを登録するところまでは、できました。ところが、登録したカードでチャージできる時もあれば、できない時もありました。 電話での手続きも試しましたが、電話番号の認証が通らないことがありました。私の場合は、Globe でも Smart でも同じでした。できない時は、チャージするために店へ行くしかありません。授業と仕事の合間に店へ通うのが面倒になって、途中で eSIM に切り替えました。
語学学校の多くは、到着日のオリエンテーションで SIM を売っています。短期なら、それで十分です。私が困ったのは、最初に入っている分を使い切ったあとでした。
留学中は、平日は朝から夕方まで授業があります。私はそれに加えて仕事もしていたので、カードでチャージできなかった時に店へ行く時間が、思った以上に負担でした。
なぜチャージで苦労したのか
これは私の場合の話で、カードの種類やスマホの設定によっては、問題なくチャージできる人もいると思います。ただ、同じ状況になる可能性はあるので、理由を書いておきます。私が考える理由は2つです。
1つ目は、日本のクレジットカードが、フィリピンのサービスで通らない場合があることです。私の場合、カードをキャリアのアプリに登録することはできました。ところが、同じカードなのに、チャージできる時もあれば、できない時もありました。手続きの途中で電話番号の認証を求められて、そこで止まったこともあります。SIM のチャージに限らず、現地のサービスでは同じことを何度か経験しました。
2つ目は、GCash に登録できないことです。GCash は、フィリピンで広く使われている決済アプリです。現地の人は、SIM のチャージも、店での支払いも、これで済ませています。それなら GCash を使えばいい、と思うところですが、外国人は登録できません。
GCash には、2025年3月から2026年10月現在まで、外国人が登録できない状態が続いています。「現地に着いたら GCash を入れればなんとかなる」という前提で準備をすると、着いてから困ります。
つまり、現地の人と同じ方法ではチャージできず、日本のカードは通る時と通らない時があります。カードが通らない時に残るのは、店に行って現金で払う方法だけです。
eSIM を比べるときに見るところ
eSIM は、スマホに内蔵されている SIM です。カードを差し替える代わりに、アプリからプランを読み込んで使います。アプリで買える eSIM は、どの会社でも「アプリでプランを選び、カードで払い、スマホに読み込む」という流れは同じです。1週間ほどの旅行なら、どの会社を選んでも困りません。
会社を比べるときに見るのは、次の5つです。
- 30日を超えるプランがあるか。 結論から言うと、ほとんどありません(Holafly の使い放題だけ90日まで)。長くいるなら、月に1回買い足す前提で選びます
- 自分が使う量に合うプランがあるか。 私は家の Wi-Fi でほとんど済ませているので、月 3GB のプランで足りています。Wi-Fi が中心の人は、まず 3GB か 5GB の30日プランがある会社を見てください。10GB や 20GB は、その2〜4倍の料金になります
- 使い放題の中身。 「無制限」と書かれていても、1日の上限を超えると低速になるものや、テザリングだけ別に制限されるものがあります
- どの現地回線を使うか。 フィリピンの大手キャリアは Globe と Smart です。eSIM の会社によって、どちらの回線を使うかが違います
- 現地の電話番号が付くか。 今回比べた5社は、すべてデータ通信専用です。現地の電話番号が付くのは、現地キャリアの eSIM だけです。電話番号が要る手続きは、日本にいるうちに済ませます
比較表
2026年10月3日に、各社の公式サイトを実際に開いて確かめた料金です。フィリピンだけで使えるプラン(単国プラン)を比べています。円の金額は、Airalo だけが公式サイトの円表示で、ほかは1ドル157円で換算した目安です。料金は変わるので、買う前に公式の表示を見てください。
| 会社 | 3GB / 30日 | 5GB / 30日 | 10GB / 30日 | 20GB 前後 | 50GB / 30日 | 使い放題 / 30日 | 回線 | テザリング |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Nomad(私が使用) | $7(約1,100円) | $11(約1,730円) | $17(約2,670円) | 20GB・45日 $27(約4,240円) | $45(約7,070円) | 30日のプランはない(5日 $18、10日 $33 のみ) | Globe | 可 |
| Saily | $7.99(約1,250円) | $11.99(約1,880円) | $18.99(約2,980円) | 20GB・30日 $29.99(約4,700円) | プランなし | $71.99(約11,300円)。1日5GB を超えると 1Mbps に低速化 | 公式サイトに記載なし | 可 |
| Airalo | 30日のプランはない(3GB は7日 $8) | $12(1,950円) | $19(3,100円) | 20GB・30日 $30(4,900円) | $48(7,800円) | $71(11,550円)。1日3GB を超えると 1Mbps に低速化 | Smart | 可 |
| Ubigi | 30日のプランはない(3GB は15日 $7) | プランなし | $16(約2,500円) | 25GB・30日 $29(約4,550円) | $48(約7,550円) | $59(約9,250円)。60GB を超えると 2Mbps に低速化 | Smart・DITO | 可 |
| Holafly | 使い放題のみ | 使い放題のみ | 使い放題のみ | 使い放題のみ | 使い放題のみ | $73.90(約11,600円)。60日 $106.50、90日 $138.90 もある | Globe | 1日1GB まで |
5社とも、データ通信専用で電話番号は付きません。容量を使い切ったら、アプリで買い足せます。
現地キャリアの旅行者向け eSIM と、日本の携帯のローミングは、仕組みが違うので別の表にします。
| 種類 | 料金と容量 | 電話番号 | 注意 |
|---|---|---|---|
| Globe 旅行者向け eSIM | 80GB・30日 ₱1,750 | あり(通話・SMS かけ放題付き) | GlobeOne アプリで買い、到着前にスマホへ入れておける。支払いは Visa・Mastercard・JCB。31日目からはチャージが要る |
| Smart 旅行者向け eSIM | 24GB・30日 ₱599 | あり(通話・SMS かけ放題付き) | Smart の公式オンラインストアで買い、QR がメールで届く。31日目からはチャージが要る。使い放題の ₱1,599 はカード型で、配送先はフィリピン国内のみ |
| ahamo | 月30GB の枠内で追加料金なし | 日本の番号 | 海外で使い始めて15日を過ぎると 128kbps に低速化。帰国するまで解除されない |
| 楽天モバイル | 月2GB まで無料。超えると 128kbps に低速化。1GB 500円で追加できる | 日本の番号 | 2GB では主回線として足りない |
各社を一言で
Nomad。 私が使っているものです。バギオでもマニラでも、Globe の電波で困ったことはありません。容量を買い足す「アドオン」が同じ eSIM に付くので、入れ直しが要りません。私が買っているのは、容量の少ない 3GB・30日($7)のプランです。家の Wi-Fi でほとんど済ませているので、これで足ります。3GB と 5GB の30日プランがあるのは、5社のうち Nomad と Saily だけでした。20GB のプランは、有効期間が45日あります。使い放題は、5日と10日のプランしかありません。なお、プランの詳細では、通信速度は 4G となっています。
Airalo。 eSIM の最大手です。料金は Nomad や Ubigi より少し高めですが、7日・15日・30日と期間を細かく選べるので、短期の旅行でも無駄が出にくいです。30日のプランは 5GB からです。公式サイトは、料金を円で表示できます。回線は Smart です。
Ubigi。 10GB $16、25GB $29 と、容量あたりの料金は安いほうです。ただし30日のプランは 10GB からなので、少ししか使わない人には合いません。目を引くのは使い放題で、30日 $59 は5社でいちばん安く、60GB までは速度が落ちません。テザリングも使えます。回線は Smart と DITO です。私は Smart 回線の eSIM を試していないので、つながりやすさは分かりません。
Saily。 NordVPN と同じ会社が運営している eSIM です。3GB・30日が $7.99 と、少ない容量では Nomad の次に安く、10GB 以上は Airalo とほぼ同じです。買ってから使い始めるまでの猶予が180日と長いのが特徴です。どの現地回線を使うのかは、公式ページに書かれていません。
Holafly。 使い放題だけの会社です。30日 $73.90 と5社でいちばん高く、テザリングは1日1GB までです。パソコンをスマホの回線につないで仕事をする人には、この上限は厳しいです。一方で、日数を1〜90日で選べて、長いほど割安になります。60日で $106.50、90日で $138.90(月あたり約 $46)です。3ヶ月分を1回で買える単国プランは、5社の中でここだけでした。スマホだけで容量を気にせず使いたい人向けです。
Globe・Smart の旅行者向け eSIM。 現地キャリアが外国人向けに出しているものです。現地の電話番号が付くのが最大の違いで、容量あたりの料金も、上の5社よりずっと安いです。たとえば Smart は 24GB で ₱599 です。Nomad の 20GB $27 と比べると、半分以下です。料金だけで選ぶなら、現地キャリアがいちばん得です。ただし、最初の30日が切れたあとは、私が苦労した「チャージ」が必要になります。
日本の携帯のローミング。 ahamo は追加料金なしで使えますが、海外で使い始めてから15日を過ぎると 128kbps になり、容量を買い足しても帰国するまで戻りません。2週間以内の旅行向けです。楽天モバイルは月2GB まで無料で使えるので、予備の回線としては役に立ちます。2GB は、地図と LINE だけでも月の途中で尽きる量です。
私ならこう選ぶ
✕ 2週間以内の旅行
- ahamo を契約している人は、そのままローミングで使う。それ以外の人は、どの eSIM でも困らない
✕ 1ヶ月以内で、現地の番号も欲しい
- Globe か Smart の旅行者向け eSIM。安くて容量も多い
✕ Wi-Fi が中心で、外ではあまり使わない
- Nomad の 3GB(30日 $7)か Saily の 3GB($7.99)。月 1,100〜1,250 円ほど。私はこの使い方です
✕ 外でもよく使う(月10GB 前後)
- Ubigi($16)か Nomad($17)。月 2,500〜2,700 円ほど
✕ パソコンをつないで仕事をする
- Ubigi の使い放題(60GB まで高速)か、Nomad・Airalo・Ubigi の 50GB。Holafly は避ける
✕ スマホだけで容量を気にしたくない
- Ubigi の使い放題(30日 $59)。2〜3ヶ月を1回で買うなら Holafly(90日 $138.90)
1つ、探してもほとんど見つからなかったものがあります。3ヶ月や半年をまとめて買えるフィリピン単国のプランです。容量つきのプランは、どの会社も30日(Nomad の 20GB だけ45日)が上限でした。まとめて買えるのは Holafly の使い放題だけで、それも90日までです。長くいる人は、ほとんどの場合、月に1回アプリで買い足すことになります。それでも、私の場合はアプリと日本のカードで毎回買い足せているので、「カードが通らなくて店へ行く」ということが起きなくなりました。
私自身は Nomad の 3GB プランを使い続けています。Wi-Fi でほとんど済ませているので月 3GB で足り、切れたらアプリで買い足すだけで済んでいるからです。ただ、これから来る人に同じものをすすめるわけではありません。外でたくさん使うなら Ubigi のほうが安いですし、1ヶ月以内なら現地キャリアの旅行者向け eSIM のほうが得です。そして、現地 SIM のチャージが問題なくできている人は、そのまま現地 SIM を使い続けるのがいちばん安いと思います。eSIM は、私のようにチャージで困った人の逃げ道として知っておけば十分です。現地 SIM と eSIM のどちらが得かは、現地 SIM の料金を調べたうえで、別の記事で比べます。
- 自分のスマホが eSIM に対応しているか
- SIM ロックがかかっていないか(日本の通信会社で買ったスマホは、購入時期によってはロックの解除が必要です)
- 今回比べた5社の eSIM は、データ通信専用で、現地の電話番号が付きません。電話番号が必要な手続きは、次の章のとおり日本にいるうちに済ませます
日本の電話番号は残しておく
Nomad などの eSIM はデータ通信専用で、電話番号が付きません。私がそれで困っていないのは、日本の電話番号を残しているからです。私は日本の携帯の契約を解約せず、日本の SIM と eSIM の2回線をスマホに入れて使っています。
日本の番号が要る場面は、思ったより多いです。
- 銀行・クレジットカード・証券の SMS 認証
- Grab や eSIM のアプリなど、登録時に電話番号を求めるサービス
- LINE の引き継ぎや再ログイン
- 日本の役所・保険・年金などからの連絡
滞在中に日本の SIM でデータ通信をする必要はありません。番号に SMS が届けばいいので、月の料金が安いプランに変えて残すだけで足ります。基本料が安いプランでも、長い間まったく使わないと止まることがあるので、ときどき通話や SMS を使っておきます。
解約してしまうと、SMS 認証を受け取れず、日本のサービスにログインできなくなることがあります。帰国後に同じ番号を取り直すこともできません。滞在が長くなるほど、残しておく価値があります。
日本にいるうちにやること
ここがいちばん大事です。アプリを入れるだけでなく、カード登録まで済ませておきます。
eSIM のアプリを入れて、アカウントとカード情報を登録する
プランを選ぶ画面まで進められる状態にしておきます。買うのは出発の数日前で間に合います(多くの会社は、買ってから使い始めるまでに数十日の猶予があります)。
Grab を入れて、アカウントとクレジットカードを登録する
Grab はフィリピンでは必須のアプリです。食事の配達にも、タクシーを呼ぶのにも使います。カードを登録しておけば、タクシーは現金がなくても乗れます。
どちらも、日本で一度開いて、ログインできることを確かめる
空港に着いてから「ログインできない」と気づくのがいちばん困ります。
日本の携帯は解約せず、安いプランに変えて番号を残す
海外で SMS を受け取れるように、ローミングの設定が入っていることも確かめておきます。
「カード登録まで」と書いたのには理由があります。アプリの登録では、電話番号に届く認証コードを求められることがあります。海外に出てからだと、この認証コードが届かない場合があります。日本の電話番号でふつうに SMS を受け取れるうちに、終わらせておくのが確実です。
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仕事をしながら滞在する人へ
留学していたころ、私は IT の仕事もしていたので、通信は死活問題でした。学校や寮の Wi-Fi は、速度が出ていても安定しませんでした。バギオでは雨季に停電もあり、停電すると Wi-Fi は使えなくなります。
会議がある日は、Wi-Fi を前提にしない
オンラインの会議がある日は、モバイル回線(eSIM)とモバイルバッテリーを前提に予定を組んでください。Wi-Fi が落ちても、停電しても、自分のスマホの回線が生きていれば仕事は続けられます。その回線のチャージで困らなくなった、というのが、私が eSIM に切り替えた一番の理由です。テザリングを前提にするなら、1日の上限がある使い放題プランは避けてください。
バギオの寮や停電の話は、こちらの記事に詳しく書きました。
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最後に
現地 SIM は安く、買うのも簡単です。チャージが問題なくできるなら、長くいる人にとっても、現地 SIM のほうが安いと思います。ただ、チャージがいつも通るとは限らない、というのが私の体験です。
日本のカードは通る時と通らない時があり、GCash には登録できません。私は、その両方を経験しました。同じことが起きたときのために、eSIM という選択肢があることを知っておいてください。会社は、滞在の長さと使う量で選べば十分です。使うかどうかは別として、アプリとカードの登録だけは、日本にいるうちに済ませておくと安心です。
フィリピン行きの準備、出国用航空券はお済みですか
片道で行く人、帰りの便が30日より先の人は、日本の空港のチェックインで出国用航空券を確認されます。出口便は、航空会社サイトで照会できる実在の予約番号(PNR)付きの予約確認書を、日本語の申込みだけでお届けするサービスです。片道 ¥2,980(税込)、発行から48時間有効、会員登録なし。
よくある質問
フィリピンでは、現地 SIM と eSIM のどちらがいい?
料金だけなら、チャージできる限り現地 SIM のほうが安いと思います。ただ、私は長くいるうちにチャージで困り、eSIM に切り替えました。日本のクレジットカードでチャージできる時とできない時があり、現地の決済アプリ GCash には外国人が登録できないためです。全員がそうなるとは限らないので、まず現地 SIM を使い、困ったら eSIM に切り替える、という順番でもいいと思います。
SIM は語学学校で買える?
多くの学校は到着日のオリエンテーションで売っています。私もそれで始めました。買うのは簡単ですが、使い切ったあとのチャージで苦労しました。アプリにカードを登録することはできましたが、そのカードでチャージできる時もあれば、できない時もありました。電話の手続きで認証が通らないこともありました。Globe と Smart の両方で同じでした。チャージが問題なくできるなら、そのまま使い続けるのがいちばん安いと思います。
フィリピン留学の eSIM は、どの会社がいい?
使う量で変わります。Wi-Fi が中心で月 3GB ほどなら、Nomad(30日 $7)か Saily($7.99)です。私はこの使い方で Nomad を使っています。月 10GB 使うなら Ubigi か Nomad が割安です($16〜17)。たくさん使う人には Ubigi の使い放題(30日 $59、60GB まで高速)が向いています。1ヶ月以内の滞在なら、現地キャリア Globe・Smart の旅行者向け eSIM のほうが安く、現地の番号も付きます。Holafly の使い放題はテザリングが1日1GB までなので、パソコンをつなぐ人には向きません。
GCash は日本人でも登録できる?
2025年3月から2026年10月現在まで、外国人は登録できない状態が続いています。GCash が使える前提で準備をしないほうが安全です。
ahamo や楽天モバイルの海外ローミングで留学はできる?
ahamo は海外で使い始めてから15日を過ぎると 128kbps になり、帰国するまで戻らないので、留学には向きません。楽天モバイルは月 2GB まで無料ですが、2GB では主回線にはなりません。予備として持つのはいいと思います。
留学中、日本の携帯は解約していい?
残すことをすすめます。銀行やカード、Grab や LINE など、日本の番号に届く SMS 認証が現地でも必要になります。私は日本の SIM と eSIM の2回線を入れて使っています。データは eSIM に任せ、日本の契約は安いプランに変えて番号だけ残せば足ります。
eSIM のアプリは、現地に着いてから入れても間に合う?
入れること自体はできますが、日本にいるうちにカード登録まで済ませておくことをすすめます。登録で電話番号の認証を求められた場合、海外では認証コードが届かないことがあるためです。
Grab は日本で登録できる?
できます。アプリを入れて、アカウントとクレジットカードの登録まで日本で済ませておくと、着いたその日から食事の配達とタクシーに使えます。
本記事は筆者の体験と、2026年10月3日に各社の公式サイトを開いて確かめた料金をもとにまとめたものです。料金・プラン・登録条件は変更されることがあります。筆者が実際に使ったのは現地 SIM と Nomad で、他社については公式の案内と公開情報をもとに比べています。最新の情報は、各サービスの公式の案内をご確認ください。本記事に広告リンクは含みません。